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No.0724:ちゃんと見えましたか?

No.0724:ちゃんと見えましたか?


「ThinkiM社のM・H氏より、昨年のクリスマス前に届いた「OHAGI通信」からです」

●今週の「でんごんばん」をお届けいたします。

今週は、「でんごんばん」仲間の読書愛好家M社のM・H氏の
「OHAGI通信」でいただいた興味深いお話の中からです。

「OHAGI通信」はいつも新しい発見、興味深い本を教えてくれます。

●NO722「クリスマス秘話」⇒12月25日がクリスマスになった理由。

●NO723「過去は新しく未来はなつかしく」
  ⇒以下本文より
   「数学を駆使したエッセイの断片をもうひとつ。
    サンタクロースは実在するけど見えない、という説明。
    サンタさんは12月24日のたった一日で全世界を回らなければなりません。
    一日使えるとして、24時間は86,400秒。全世界の世帯数を
    仮に30億世帯とすると1世帯に滞在できる時間は「3万分の1秒」。
    これではどんなに目を凝らしても見える訳が無い、のです。」

サンタクロースを信じない人に教えてあげてください。(笑)

●NO724「ちゃんと見えましたか?」

●NO725「何色に見えますか?」

いろいろなものは、本当に正しく見えているのだろうか。疑いが生まれますよ。

●「さて、手っ取り早く頭を切り替えたい方のために
錯視図形をご紹介します。下記の英文と共に
最近Twitter(現・X)に紹介されていました。


Look closely.
There are actually 16 circles in this image.
And once you see them, the image appears changed forever.
The wonderful coffer illusion, by Anthony Norcia

上図は2006年に米国の視覚研究者Anthony Norciaによって発表された
錯視図形です。「Coffer illusion 」と名付けられています。

●Coffer とは格間(ごうま)、つまり縦横に格子が組まれている
格天井(ごうてんじょう)の一区画のこと。
その名の通り、この図形は四角形の格子が整然と並んでいるように見えます。
ところがそれは目の錯覚。実は、横線で描かれた背景と縦線で描かれた円盤
という二種類のパターンが重ねられて図形ができあがっています。


それにもかかわらず円盤が見えなくなる
という点がCoffer illusionの特徴です。

横線や縦線にグラデーションがつけられていて
このグラデーションが立体感をもたらすと同時に四角形という閉じた形を
認識しやすくさせているのだそうです。

どうでしょう、皆さんには丸い図形が見えましたか?
見えない方のために、補助図を添付します。

さあ、いかがでしょう
これで丸い図形が見えるようになったことと思います。
どうでしょうか。

M・H氏の「OHAGI通信」は
いつも新しい発見、興味深い本を教えてくれます。
この歳になっても、世のなかは知らないことだらけ
毎日新しい発見があります。それとも認知症初期ですかね?(笑)

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